信者の皆様の帰参について(天理市長より)

天理市長 並河  健(なみかわ  けん)さんのFacebookより


市内外の多くの方から、天理教教会本部への信者の皆さまの帰参について、ご質問やご意見を頂きますので、私から申し上げるのは誠に僭越ですが、以下ご説明します。

2月に政府からイベント行事の一斉自粛が呼びかけられて以来、私を含め市行政は、御本部や学校法人等と緊密にお話し合いを重ねてきました。

信仰の自由、集会の自由は、憲法上保証された極めて重要な基本的人権です。

御本部は、信者の皆さまと市民の命を守るため、真摯に感染症対策に取り組まれ、3月以降全ての行事を中止くださいました。

また、月次祭や教祖誕生祭などの大切な神事についても、他地域からの帰参を停止するよう通達され、教会内部だけでなく、天理時報の一面や、御本部のホームページなどでも明記下さいました。

本日の月次祭では、直属教会長様についても帰参を停止され、境内地外から礼拝されることすら自粛されるよう、呼びかけられました。

GW期間中は、「つとめ」を除くすべての時間で、神殿への昇殿参拝の自粛を求められるなど、かつてない厳格な措置をお取りいただいています。

感染症に世界が苦しむ中、あらゆる御守護の源泉地である親里・おぢばに帰ることが出来ない…

このことは、多くのお道を信仰される皆さまにとって、言いようのない葛藤、苦しみであると存じます。

その上で、お帰りになることを控えられ、それぞれの土地ところから、おぢばに心を寄せられ、世界たすけのためにおつとめに励まれる皆さまに、心からの敬意と感謝を申し上げます。

みんなのつどい

天理教本芝房分教会公式HP