5月1日 会長様よりメッセージ

◆会長様よりメッセージ

 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と時節美しい五月に入りました。皆さま、日々は有り難うございます。まだまだ、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、心配な日々をお過ごしのこととお見舞い申し上げます。

 一昨日は、全教一斉ひのきしんデーを各ご家庭で勇んでお勤めになられたことと存じます。私も教会内の窓ガラス拭きや床拭きなど、東京都が奨励している「STAYE HOME 週間」の初日をひのきしんに励み、心スッキリ過ごす事が出来ました。今だから出来る、おうちだから出来る何かを探して、充実した日々を過ごし、只今の節を心一つに乗り越えていきましょう!

 ・逸話篇103 「間違いのないように」

 明治十五年七月、大阪在住の小松駒吉は、導いてもらった泉田籐吉に連れられて、お礼詣りに、初めておぢばへ帰らせて頂いた。コレラの身上をお救け頂いて入信してから、間もない頃である。

 教祖にお目通りさせて頂くと、教祖は、お手ずからお守りを下され、つづいて、次の如く有難いお言葉を下された。

「大阪のような繁華な所から、よう、このような草深い所へ来られた。年は十八、未だ若い。間違いのないように通りなさい。間違いさえなければ、末は何程結構になるや知れないで。」

と。駒吉は、このお言葉を自分の一生の守り言葉として、しっかり守って通ったのである。

 と、ありますように明治時代、コレラ菌大流行の時、小松駒吉先生はコレラ菌感染症の身上をおたすけ頂き、教祖より間違いのないように通ることを諭され、このお言葉を一生の守り言葉として通ったことが示されています。「間違いのないように」とは教祖の教え、即ち、教祖のひながたであります。私達は、ひながたの道を通ることが間違いなく護(まも)られるのであります。

 教祖の御守りを頂戴する時「教えの守りが身の護り」とお話し下さいます。

 今、新型コロナウイルスとの事情の中、「守るから護られる」この逸話篇から改めて心に刻ませて頂きました。今月もお身体に気を付けて「澄みし心」でお通り下さいませ。

 私も「おうち時間」で、N氏とお道の大好きな歌をコラボしました!お聴き下されば幸いです。

→おうちTime「ここは親里」作詞・作曲 弧馬 寛 by Shige & N(5/1)

→おうちTime「ここは親里」作詞・作曲 弧馬 寛 第2弾 by Shige & N(5/11)

2020年5月1日 本芝房分教会長 谷澤茂男